実家は、町の自動車整備工場でした。
両親は朝から晩まで現場で手を動かしている人でした。 それなのに毎晩、書類仕事に追われていた。 見積書、請求書、車検の控え、部品の発注書。 手書きの伝票を電卓で集計して、Excelに転記して、また紙に戻す。
「明日こそ早く帰る」と言いながら、 気づけば事務所の蛍光灯だけがついている。本当にやりたい仕事は、目の前の車を直すことだったはずなのに。
それでもなお、毎日数時間の単純作業に時間を奪われ、 家族と過ごす時間も、技術を磨く時間も、新しいことに挑戦する時間も、 すべて削られていく。子どもの頃の自分は、それをただ見ていることしかできませんでした。
あの夜、もし誰かが「その作業、自動でできますよ」と 言ってくれていたら。 両親はもっと早く帰れて、もっと前を向けたはずです。
テマナシは、その「誰か」になるためのサービスです。 日本の中小企業の現場には、いまも当時のうちと同じように、 報われない単純作業に時間を奪われている人たちがいる。 IT人材を採用する余裕もなく、大手のRPAは高すぎる。だから諦めるしかない。
その構造を、業務自動化のインフラとして変えたい。経営者と現場が「本当にやりたい仕事」に戻れる時間を、 ひとつでも多く取り戻す。それが、このサービスを通して私たちが挑戦していることです。
